「まれ」で“主役”食うインパクト 清水富美加に大化けの予感

公開日: 更新日:

 20%近い高視聴率が続くNHK朝の連続テレビ小説「まれ」で、「可愛い」「存在感がある」と注目されている。ヒロイン土屋太鳳の女友達で恋のライバルでもある一子を演じ、子供っぽく見えたり、大人に見えたり、クルクル変わる表情が、主役を食ってしまうほどの強い印象を与えていると評判だ。

 しかし、当の本人はあるインタビューで「可愛く見えるのは、高校時代のシーンで、みのり(門脇麦)も希(土屋)もノーメークだったけど、おしゃれ好きという設定の一子だけが、マスカラをしてたからですよ」と謙遜していた。たしかにその通りかもしれないが、清楚で明るいNHK朝ドラ系の正統派女優たちが陳腐に見えてしまうのは、それだけが理由ではないはずだ。

 何しろ「オールラウンド」だ。中学生時代に歌手を夢見てオーディションを受け、手品を披露して注目され、芸能界入り。モデルとして活躍し、水着写真集も出版。16歳でドラマデビューを果たすと、みるみる頭角を現し「仮面ライダーフォーゼ」、映画「HK/変態仮面」などで次々にヒロインに抜擢される。昨年出演したUSJのCMでは「可愛い! あの子だれ?」と大評判を呼んだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾