スポーツ中継に明暗 「世界陸上」はサニブラウンが救世主に

公開日: 更新日:

 TBSとフジが毎夜、繰り広げたスポーツガチンコ対決。フジは「W杯バレーボール2015女子」でゴールデンタイムの2時間、TBSの「世界陸上北京」は17時台から23時まで。なんと土日もは朝から昼過ぎまでと、夜は5時間陸上ばかり!

 しかし、視聴率は“スター”の存在にかかっている。23日(日)にボルトが連覇した男子100メートル決勝の瞬間視聴率は24.2%!(ちなみにその1~2時間前、「24時間テレビ 愛は地球を救う」でDAIGOのマラソンのゴールシーンは34%超だが)

 ただ当初、連日の平均は9~13%あたり。これはボルト以外に、日本人のスターがいないことが要因だったが、大会開始の数日後から、サニブラウン(16歳の日本選手)が俄然数字(瞬間では25.5%も)を取りだした! ま、ボルト目当てで見ていたら、同じ短距離にいるサニブラウンを知り、見始めた人がほとんどだろうが、今や瞬間視聴率でボルト超え。つまり、実力はまだまだ発展途上でも(発展途上だからこそ?)日本選手なら応援したいという心理が強いだろう。スター性もノビシロもある彼は世界陸上の救世主か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲