女子100m優勝フレーザープライスは「走るビジネスウーマン」

公開日: 更新日:

 短距離の女王が圧倒的な強さを見せつけた。

 24日の陸上の世界選手権(中国・北京)は女子100メートル決勝を行い、五輪連覇中のフレーザープライス(28=ジャマイカ)が10秒76で優勝。準決勝で8人が10秒台を記録したハイレベルなレースを制し、大会連覇を成し遂げた。

「タイトルを守れたのは誇らしい」とはレース後の本人。

 女子短距離界を牽引する存在だけに今や高給取りの一人だ。同じジャマイカのボルトら男子選手には及ばないものの、複数の企業とスポンサー契約を交わしている。地元メディアなどの報道によれば、昨年はレースの賞金以外に日本円にして1億円近い収入があったという。

 ジャマイカではレストランや美容室を展開するなど、ビジネスも手掛ける実業家の顔を持つ。陸上界では「走るビジネスウーマン」の異名も。

 152センチと小柄ながら力強い走りと緑色に染めたドレッドヘアがトレードマーク。小さな女王はリオ五輪で3連覇を成し遂げ、スポンサー企業からのボーナスを手にすることはできるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大