元「欽ちゃんバンド」清水善三さんは愛媛県でテニスコーチに

公開日: 更新日:

 ところで「シミズゼンゾウ」と聞いて、オヤッと思う読者は多いだろう。1920年のウィンブルドンでチャレンジ・ラウンドの決勝に進出した清水善造と読みは同じだ。

「実はボクの父方のおじいちゃんなんです。錦織圭クンの大活躍で善造選手も日本テニス界のパイオニアとして注目され、取材を受ける機会が増えました」「善三」は「善造」さんと母方の祖父、「良三」さん(元海軍中将)から1文字ずつもらったそうだ。

「錦織クンの活躍でテニス界は盛り上がってます。ウチのスクールも目に見えて会員が増えてる。きょうから始まる全米オープンでもぜひ好成績を収め、ウチも申込者が増えて困る、って調子になって欲しいですね、ハハハ」

 さて、清水さんは日本大学在学中のテニス大会の写真を見た松竹関係者に推され、田中康夫の同名のベストセラーを映画化した「なんとなく、クリスタル」で主役デビューした。

「ラッキーそのものですよね。それ以降も苦労らしい苦労をした記憶がなく、『欽ちゃんの週刊欽曜日』のオーディションも北大路欣也さんや山城新伍さんたちと共演してた時代劇『暁に斬る!』のロケ中で、着替える時間がなく、カツラに着流しで会場に駆け付けたところ、欽ちゃんが大笑いして、“キミは帰っていい。合格!”でしたから」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも