「一年諦めて」 堺雅人が柴咲コウへ大河リレーで“珍忠告”
好調な視聴率を物語るかのように、会場は多くの報道陣でゴッタ返していた。
25日に行われたNHK大河恒例の主演同士によるバトンタッチセレモニー。残り3回の放送となった「真田丸」は、平均視聴率15%以上の人気を博し、“看板ドラマ”としての復権の兆しをみせている。その立役者のひとりである堺雅人(43)から、次回作「おんな城主 直虎」の柴咲コウ(35)へのアドバイスは、演技や生活習慣より切実だった。
「いろいろな方に不義理をした。友達にもほとんど会わなかった。一年は諦めた方がいいよ。柴咲さんも不義理をするということで、友達に待ってもらってください!」
真田幸村が14年間の幽閉生活を送った紀州九度山特産の柿とともに、次の主演の座を譲り受けた柴咲。堺とは異なり、歴史上ほぼ無名である主人公・井伊直虎を演じるプレッシャーは計り知れないが、「真田さんのようにいろいろな方に認知してもらえるいい機会にしたい」と頼もしく抱負を語っていた。「尼さんの衣装も着慣れてきました」とも言っていたが、一年間はおしゃれやプライベートは後回しか。