レギュラー1つ消滅も…みのもんた“なお現役”の生きざま

公開日: 更新日:

 みのもんた(72)司会のTBS系バラエティー「結婚したら人生劇変!○○の妻たち」がこの秋の番組改編で打ち切りとの説がでている。夫を支えようと献身的に奮闘する妻や、夫に支えられて仕事にまい進する妻など、さまざまな形の夫婦の姿を紹介してきたが、視聴率が悪かった。TBSの発表があったわけじゃないが、みの自身が一部週刊誌の取材にこう答えたという。

「1カ月くらい前に打ち切りが決まりました。TBSの月曜午後7時枠は視聴率が4、5%とずっと数字が悪くてね。残念です」

 30年続けてきた文化放送のラジオ番組も今年3月末で終わっており、秋以降のレギュラーは、地上波では日テレ系「秘密のケンミンSHOW」だけとなる。

「最近は番組中に座っていることが多く、久本雅美がひな壇のゲストたちのトークを引き出して、番組を回している。みのさんの出番は試食コーナーくらいで、まるでお飾り。朝から晩まで生放送を掛け持ちして、睡眠時間2~3時間で走ってきた全盛期の疲れが出ているのでは」(日テレ関係者)

 2012年に愛妻を亡くし、翌13年には次男の不祥事があった。今月22日の誕生日で73歳。そろそろ引退の2文字がよぎるころだが、インターネットテレビ「アベマTV」で土曜夜に生放送している報道番組「みのもんたのよるバズ!」では元気な姿を見せている。本人は「ニュースやワイドショーなんてどこも独自の視点や切り口がない。僕は日本の政治を変えるつもりでズバッと世の中を斬っている」とコメントしているから気力も十分だ。

 全盛期には程遠いのかもしれないが、いまのポジションに全力投球という姿は、中高年世代には伝わるだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒