涙が止まらず…松村雄基が明かすスクールウォーズ撮影秘話

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 ドラマ、ミュージカル、時代劇、さらに歌手と幅広いジャンルで活躍中の松村雄基さん(54)。出世作のひとつは今もコアなファンが多い学園ドラマ「スクール☆ウォーズ」だ。

 ◇  ◇  ◇

「もうそんなに泣かなくてもいいから」

「スクール☆ウォーズ」(84~85年、TBS系)の撮影初日でした。僕は不良高校生の大木大助を演じながら、大木の心情に同化してしまって、役柄としての自分の不甲斐なさ、悔しさ、滝沢先生の愛情の深さに感極まって涙があふれ、おえつが止まらなくなったんです。

 困り果てたスタッフがこう声をかけてくれたものの、涙は止まる気配が全然ありません。だんだん目が腫れ上がり、夕方まで赤いまんまでした。

「スクール☆ウォーズ」のサブタイトルは「泣き虫先生の7年戦争」。

 主人公の山下真司さんがラグビー部監督の滝沢賢治先生を演じ、僕は物語の途中から登場する“学区内一のワル”。

 サブタイトルの通り、滝沢先生が男泣きするシーンが見どころで、高校生も涙を流すシーンがすごく多いドラマでした。

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