有田哲平が「半分、青い。」に 所属事務所の堅実精鋭戦略

公開日: 更新日:

 近年は吉本やワタナベエンターテインメントのように大勢のタレントを抱えるのが一般的。しかしながら事務所パワーで束の間露出が増えても、その後継続してテレビで活躍するのはほんの一部。芸人の「大量生産」「大量消費」が結果的にタレントの寿命を縮めてしまうという弊害が起きている。そんな中、ナチュラルエイトはくりぃむしちゅーのコンビ起用をポリシーに、お笑い芸人としてのスタンスを守りながら長年堅実な営業を続けてきた。

「売り方を崩さず、丁寧に続けたから有田さんが俳優として活躍できるまでになった。有田さんたちはお笑いライブ全盛、ネタで勝負してきた世代。その場ごとに周りと調整しながら自分を見せる“オトナの引き芸”を持っている。ベースが盤石ですから伸びしろは無限大です」(川内氏)

 撮影現場では、ヒロインの永野芽郁(18)にお笑いの間を教えたり、ムードメーカーとして活躍しているという有田。小規模事務所の長期戦略は「タレント消費時代」に一石を投じているといえよう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所