著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

ドラマもバラエティーも…関西テイストは関東では嫌われる

公開日: 更新日:

 なぜか昨年10月の古い放送を再放送しているのだが、出演者も関西だけの放送だからと油断しているようで、上沼に誘導され、本音を語る場面が見られた。宇崎竜童が「百恵ちゃんと30年ぶりに再会した」と言うと、「百恵ちゃん変わってた?」とすかさず上沼。これに宇崎は「カードで買い物した時にサインするじゃないですか。三浦百恵としたら、一緒ですねと言われたそうです」と。つまり、アイドル時代の面影はないということなのだが、こういう話をするのも関西だけだから。

 14日もゲストの丘みどりに「NHKがえこひいきしてるよね。それなに? なんか悪いことしてんの? 袖の下とか?」と絡む。下げて上げて上げて下げて、もう上沼の独壇場。ゲストを呼んでいながら全部自分の話にもっていく感じは明石家さんまと同じ。これが関西バラエティーのスタイルなのかもしれない。

 しかし、関東人にはお気に召さないようで、ネットでは「上沼の番組、下品過ぎる」「上沼いらねー」「これまでどおりドラマ枠に戻して!」と不満爆発。

 関東VS関西の抗争は続く。

【連載】桧山珠美 あれもこれも言わせて

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(29)名門芸術系高校に進学も...「よくあれで卒業させてくれたと思います」

  5. 5

    参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?

  1. 6

    玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ

  2. 7

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  3. 8

    「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達

  4. 9

    巨人がどれだけ憎くて憎くて仕方がなくても、「さすがは長嶋じゃ!」となってしまった

  5. 10

    帰ってきた阪神の“Gキラー”に巨人は戦々恐々…完封含む16イニング連続無失点の苦い記憶よぎる