困った注文…闇夜のカラス、透明人間、木綿と絹ごし豆腐

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 秋元真(正楽の本名)青年は2代目正楽に師事したものの、すぐに芸名をもらえたわけではない。というのも、紙切りに専念したのでなく、アルバイトをしながら稽古を続けていたからだ。

「4年間、アルバイトとの掛け持ちが続きまして、1970年にようやく林家一楽という芸名をもらいました。でも、落語家と違って楽屋の前座仕事をすることがないので、すぐ寄席に出られるわけじゃない。しばらく地域寄席など安い仕事ばかりしてました。キャバレーのショーの仕事もやりました。当時は若手落語家も落語だけじゃ食えないから漫談、大喜利、司会なんかをやってました。あたしのギャラはひと晩7000円で、他の仕事より高かったですね」

 5年近く多種多様な仕事をした後、晴れて落語協会の正会員となり、寄席に出るようになった。

「キャバレーの酔客の注文を切ることで鍛えられましたから、寄席でちょっとガラの悪い客とか行儀の悪い客にも驚かなかった。何事も経験しておくもんです」

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