著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

噺家でゴルフをたしなむ人は今や2割…減ってしまったワケ

公開日: 更新日:

 さて石川遼選手が3年ぶりにツアー優勝したので今回はそれにちなんで落語家のゴルフ事情について書きましょうか。

 皆このゲンダイでもゴルフ欄で三遊亭小遊三師匠や林家種平師匠が連載してたのを読んで、噺家(はなしか)ってみんなゴルフやるんだと思ってる方が多いかもしれませんね。でも実は噺家でゴルフをやるのは少数です。割合で言うと2割ぐらいでしょうか。その昔、バブルの頃は中堅から若手まで結構やってたそうです、仕事で。当時は社内コンペなんかが開催されると知り合いの社長からお声がかかり、一緒にラウンド回って表彰式で司会やってギャラが出るなんて仕事がよくあったそうです。

 ところが時を経て飲酒運転の罰則が強化され表彰式は簡素化、不景気でコンペも下火に。仕事でやってた芸人はクラブを置き、現在はホントに好きな芸人だけが続けてるという状態に。

 そんな中で私は10年前ぐらいにゴルフを始めました。きっかけは芸歴10年過ぎた辺りで仕事が頭打ち、ヒマ過ぎてなんか始めよっかなぁって感じでした。先輩芸人が楽屋でゴルフの話をしてるのも格好よかったですし。クラブはまず可愛がってくれてるいっ平(現三平)アニサンに使ってないアイアンセットとキャディーバッグを頂き(さすが二木ゴルフ一家!)、ドライバーを知り合いのゴルフ好きな住職にもらいとお金をかけずに揃えていきました。打ちっぱなしと河川敷コースで腕を磨き、今では恥ずかしくないぐらいの腕前にはなれたのかなぁ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  3. 3

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  4. 4

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  2. 7

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 8

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  4. 9

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  5. 10

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  5. 5

    中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に

  1. 6

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 7

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?

  3. 8

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  4. 9

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  5. 10

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機