著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

佐野厄除け大師もア然 神様にも負けない芸人の妻ママリン

公開日: 更新日:

 クル、クル、カタン! わー、随分多くの人でごった返してるなあ……で、この線香のにおいがプンプンと漂うここは一体?

「パパリン早く早く、受け付けが後の方だと神様が面倒になって、厄除けもぞんざいになっちゃうでしょう?」

 神様? 厄除け? あっ、ここは関東の厄除けでもっとも有名な佐野厄除け大師じゃないの……ということは、ママリンの32歳(前厄)で行ったのだから1998年、平成10年の初夏に俺は来てるのだ。厄除けの受け付けを済ませ、ヤレヤレと一息ついていると境内のアナウンスが流れた。「先ほど、厄除けのご祈祷の受け付けをされました飯塚初美さま(ママリンの本名)、飯塚初美さま、お尋ねしたいことがありますので、受付までお越しください」というのであった。

 ??? 住所でも書き違ったのだろうか? と人波をかき分け、再び受付へ向かう俺とママリン……。

あの、今、呼ばれた者ですけど……」と俺が、巫女さんの男性バージョンだから、ええ~と禰宜さんというのかな? とにかく伝えたのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…