著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

佐野厄除け大師もア然 神様にも負けない芸人の妻ママリン

公開日: 更新日:

 すると、30代半ばの禰宜さんは急に疑わしい者でも見るような目付きになると、「あの……飯塚初美さん、昭和41年9月のお生まれですから、女性の32歳、前厄のご祈祷だと思われるのですが、現在の年齢を27歳とご記入されているのですが……これはあの~?」。「えっ、27? そんな……ちょっといいですか」と禰宜さんの持つ受付用紙を手にすれば、「あー(ホントにママリンの文字で年齢27歳と書いてある)」と俺と禰宜さんから、同時に視線を浴びることになったママリンは悪びれる様子など見せるどころか、逆ギレ気味に「もうわかってないなあ~、女性ってのは何歳になっても若く見られたいものなの!! パパリン、なんでそんなことくらいわからないの!! 神様もそうよ、そんな女心くらい理解しないでよく神様なんてやってるわねー!!」と、神をも恐れぬ耳を疑うような返答をしたのだった。

 その結末はどーなったのか? 正直、覚えてないのだが、自分が正しいと思い込んでいるけんまくに、神様側が譲歩して27歳の偽装厄除け祈祷を強行したような気がするなあ……。

 また、俺が急性膵炎で入院して、点滴だけで一切食事抜きの治療(結局3週間は点滴のみだった)をしていた、その1週間目くらいに、ナースセンターの方からプ~ンといい匂いがしてきたと思ったら、それに続きもめごとの声が……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理