「コンフィデンスマンJP」竹内結子さんの代役はガッキーか

公開日: 更新日:

 竹内結子さん(享年40)の急死によって製作が危ぶまれていた映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(東宝)が、ストーリーを大幅に書き直し、キャスティングを一部追加することで予定通り来春のクランクインに向けて動き出したことが明らかになった。

「当初の予定では英雄編は長澤まさみ演じるダー子と竹内さん演じるスタア、さらには三浦春馬さんのジェシー3人の過去にスポットライトを当てて展開する予定でした。三浦さんが亡くなった時点で代役案も浮上していましたが、さらに竹内さんまで亡くなったことで製作が暗礁に乗り上げた状態になっていました」(映画関係者)

 この間、一部週刊誌では長澤がショックのあまり「もうこの作品を終わらせたい」と、事務所幹部に漏らしていたと報じられたことから、その周辺から作品そのものの打ち切りも囁かれていた。

 結局、事務所幹部を交えた話し合いの末、ストーリーを大幅に書き直した上で製作を予定通り続行することで一応の決着をみることとなった。

「製作する東宝は『コンフィデンスマン』シリーズの3作品で、トータル100億円の興行成績を目標にしているといわれています。2019年5月に公開されたロマンス編の興収が約30億円、今年公開のプリンセス編が約37億円ですから、必然的に英雄編の興行目標は33億円という数字が現場のスタッフに課せられるということになります」(映画関係者)

 シリーズのロマンス編以上の興収と、プリンセス編と肩を並べるクオリティがこの英雄編には要求される訳だが、ファンが気になるのは竹内さん、三浦さんに替わるキャスティングの行方だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし