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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジュニア15人を異例の“2組同時デビュー”させた滝沢の狙い

公開日: 更新日:

ジャニーズのルーツ編(25)

 昨年1月22日、滝沢秀明は、9人組の“Snow Man”と6人組の“SixTONES”の2組を同時にデビューさせた。ジャニー喜多川氏時代は、年に1組など、じっくり練ったグループづくりだっただけに異例ともとれるが、「これが滝沢カラー」と評する声もあった。

 2組合わせて15人の多さも気になる点だった。

「ジャニーさんが残した200人を超えるジュニアをデビューさせるにも嵐を筆頭に上のグループの人気が衰えない。コンサートもテレビ番組枠も上が独占していれば、後輩をデビューさせても入る余地がない。傍から見れば、ぜいたくな悩みですが」(音楽関係者)

 ジャニーズではCDを出した時点で正式デビューとなるため、2組ともジュニアとしての活動期間は長い。

 “スノーマン”は2012年にジュニアとして先輩のバックで踊っていた頃から将来を嘱望され、とりわけ「滝沢歌舞伎」では欠かせない存在として滝沢も認めていた。メンバーのうち6人のデビュー年齢は26歳から27歳だった。“ストーンズ”も15年から舞台で活動している。年齢も上は26歳とやはり高い。ちなみにメンバーの中には俳優・京本政樹の長男、大我も入っている。

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