著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

百恵さん武道館ラスト 三浦友和が来ているに違いないと…

公開日: 更新日:

 先日、あの山口百恵さん(62)のコンサート映像を目にした。1980年10月5日の百恵さん最後のコンサートが昨年10月にNHKBSで放送されたが、見逃した人も多かったようで大きな話題になり、先月末にNHK総合で再放送された。僕もそれを見たというわけだ。

 さすがだと思ったのは、この放送の影響だろうが、ずっと以前に発表されたオリジナル版のラストコンサートDVDが「オリコン週間DVDランキング」で8位(2月15日付)を獲得。10年7カ月ぶりにトップ10入りを果たした。

「いや、やっぱり凄いなあ」とテレビ局のスタッフやラジオ局のディレクターに話しかけたら、「もの凄い人気だったという知識はあるし、たまに1曲だけ見たり聞いたりするけど、生まれる前に引退していたので」という返答が多かった。

 ラストコンサートから40年……、時間が経過しているのだと実感させられた。リアルタイムで見ていたのは、50代以上の世代ということになる。

 しかし僕は、鮮明に覚えている。ちょうどスポーツ紙の記者として就職したばかりで、芸能面担当の記者が手分けして行った、日本武道館のラストコンサートの取材に加わっていた。一番下っ端の僕は、彼女が最後の曲を熱唱した後、マイクを置くシーンを見ることもなく、武道館の外にいた。コンサートが終了し、取材陣も次々に帰社する中、僕は最後まで様子を見ていた。出入り口が多数ある武道館で機材の搬出が始まっていたが、一カ所、怪しい雰囲気の出口があり、そこを見張っていた。婚約者の三浦友和が来ているに違いないと察知したのだが、同じ思いだろう、カメラマンが、他に2人いた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」