志村けんさん没後1年半でも“フル稼働”のオーバーワーク? 2度目のドラマ化、展覧会、銅像建立も

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 しかしファンにとっては、いつまでも志村さんのことを感じられるのはうれしい限り。SNS上でも今回のドラマに関して「これは楽しみ」「長さん役の遠藤憲一はハマり過ぎ」などと盛り上がりを見せている。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はその背景をこう話す。

「『24時間テレビ』のドラマもそうでしたが、テレビ局にとって、いまだに数字が見込めるからでしょう。それに過去の映像を中心とする番組の場合、制作費も安く上がるので一石二鳥のはず。しかし大物俳優やタレントでも、没後、ここまでいろいろ続いているのは珍しいケースです。ドラマなどの『追悼放送』があったとしても普通はその時限り。それは志村さんが、年老いて人知れずひっそりと亡くなったのでなく、現役真っただ中で突然いなくなってしまったことも関係していると思います。喪失感が大きいんですね。“ブーム”はまだまだ続きそうです」

 何度もコスられるのは、国民的な人気の証しでもあるが、天国で本人も苦笑いしていそうだ。

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