著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<131>田辺市が遺産の受け入れを表明 この横暴を阻止できるのは遺族だけ

公開日: 更新日:

 2018年8月に野崎幸助さんの遺言とされる紙が家裁に出されてから1年近く、田辺市は遺産を受け取るか否かの態度を明らかにしなかった。同年12月に「いごんが入っていた封筒はニセモノだった」という記事が掲載されたことも影響したのか、「どうやら田辺市は遺産を受け取ることを諦めるようだ」という情報が流れてきた。

 それなら、それでいい。法律的には遺産の4分の3が早貴被告で、4分の1が親族分となるだけである。もしドン・ファン殺害の犯人として早貴被告が有罪になれば、彼女は遺産を受け取る資格がなくなり、親族が遺産を分割して受け取ることになるが、19年になっても警察にも田辺市にも目立った動きや変化はなかった。

「吉田さん、田辺市が遺産の受け入れを表明しましたよ」

 同年9月中旬に複数のマスコミの知人から連絡があった。青天のへきれきとまではいかないが、封筒のウソや字体の疑問、そして愛犬イブへの遺言が全く記されていないことなどの疑惑があったのに「受け入れる」という表明は意外だった。

■総額は14億円?

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