著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

ロッテ佐々木朗希「完全試合」の日…俺のボケが完全に進行してしまったのだ

公開日: 更新日:

 認めたくなーい! でも、それが事実であるなら認めざるを得ない……そんな悲しき年齢からくる「ボケ」を受け入れる時がついに来たようです……。

 1959(昭和34)年1月3日生まれの俺は当年とって63歳になります(で、合ってるよね……最近自分の年も時々間違うんだよねェ)。

 もちろん、この年齢になると「え~と、あの時代劇の悪役やらせたらピカ一の……ホラ、口元にホクロのある……あー名前が出てこない~」「♪フンフフフフフ~(ハナ歌)アレ? これ歌った人の名前は……髪の長い……あのほほ笑むと八重歯のかわいい……クソー名前が出てこな~い!!」ということは度々あり、それはまあ年齢からくるド忘れの範疇だろうと、ある意味、自分に都合よく解釈していたのです。

 しかし、そんな俺の都合を完全なるまでに木っ端みじんにしたのが、まさしく4月10日に28年ぶりの「完全試合」という偉業を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手だったのだ。

 とにかくあの投球はスゴかったのだ!! 13打者連続三振を奪う日本記録(それまでの記録が9だったことをみても驚くばかりです)&19奪三振の日本タイ記録のマウンドでした。それを見た俺が「う~ん、令和の怪物恐るべし……」とうなった後、さらに言葉を続けた「長い歴史のある日本プロ野球でわずか16人目だもの……ちなみにプロ野球完全試合第1号は巨人の藤本英雄投手なんだよね! ちなみにその藤本選手は後に名字を変更してるんだよね! その名字は……その名字は……」、え~っ、絶対に知ってるはずなのにまったく浮かんでこな~い!!(汗)いや、それが役者や歌手の名前ならさておき、俺がもっとも得意としているプロ野球となると話は深刻の奈落へ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ