BOØWYのパチスロ機登場でファン待望 デビュー40周年の“完全復活”に高まる期待

氷室京介（左）と布袋寅泰（Ｃ）日刊ゲンダイ

■お互いをリスペクトする気持ちは変わっていないはず

　もっとも、氷室は14年に聴覚障害を公表して以来、表舞台から姿を消して8年になる。

「実際のところ、再結成は難しいでしょう。とはいえ、昨年はデビュー40周年で貴重映像が入ったボックスセットも出ましたし、彼らのライブ映像が見られるパチスロが出るのも、あらためてBOØWY人気の根強さを感じますね。布袋さんは氷室さんが還暦を迎えた際、SNSで祝福のメッセージを送っています。確執も伝えられていますが、お互いをリスペクトする気持ちは変わっていないと思いますよ」（同）

　布袋はことあるごとに「僕は人が喜ぶのを見るのが好き」と公言している。サービス精神旺盛で、還暦の今も熱く、精力的に活動している。東京パラ五輪開会式でのパフォーマンスも語り草だ。ファンが盛り上がれば、それに応えようと、立ち上がる可能性もあるのではないか。

「氷室さんがチャリティーで、BOØWY時代の曲をライブを行った際、元メンバーの3人には声を掛けませんでした。それでまたまた溝が出来たんじゃないかという見方もありましたけど、布袋さんも、残る2人も、声が掛かれば喜んで受けたと思いますし、また声が掛かれば同じステージに立つ可能性は出てくるかも知れません」（同）

　何かと暗い世の中だ。そのくらいのサプライズをやって中高年になった往年のファンを元気づけたらどうか。4人にそうした声が届いているのは間違いないだろう。