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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

今年も芝居三昧の日々だった 締めの舞台ではこの私が「ゴリゴリの右翼」を演じます

公開日: 更新日:

 そして12月22日から今年7本目の芝居。イッツフォーリーズ作品ミュージカル「洪水の前」が始まる。

 これはいずみたく氏が1980年に初演したミュージカルで、アメリカで映画やミュージカルにもなった「キャバレー」の原作を日本に翻案して作られた。私は初演で財津一郎さんが演じられた司会者他4役を演じさせていただく。ソロが4曲もあり正直荷が重いが、「世界は笑う」でも演じた、喜劇人の系譜を継承する気持ちで演じている。

「キャバレー」といえばライザ・ミネリの映画が印象的だが、あの大戦前のベルリンの退廃的な、そしてナチスの軍靴の音が徐々に響いてくるような雰囲気。今作はそれを満州の大連に置き換えていて、それが非常にうまく機能している。満州における日本の政治的支配、関東軍の進出、この当時の空気が、大連という架空のパラダイスのような街で、いずみたく氏の素晴らしい音楽とともに蘇る。

 そして何よりこの空気が、今現在の日本の空気と驚くほど一致するのだ。

 なんとこの私がゴリゴリの右翼を演じていて「大満州国を建設すべし」と叫び「われは行く」という歌では「血刀を振りかざし」「戦友の屍を越え」などという歌詞もある。

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