NHKは終わった! 2023年「紅白歌合戦」はまるで開き直りの“居直り強盗”

公開日: 更新日:

 紅組のオープニングからして下品。日頃からコンプライアンスを声高に叫ぶくせに、新しい学校のリーダーズの見せパンあり~のはどういう了見なのか。このご時世、あのグループは一発アウト! のはずだ。

 郷ひろみに片手で倒立させようとしたが、あんな危険なことを還暦をとうに過ぎた歌手にやらせていいのか。

 浜辺美波橋本環奈の司会者2人のディズニーのメドレーはタイムリーな理由があったのか。

 紅・白のラストが4年連続で福山雅治MISIAのコンビ。MISIAは5年連続。こんなに偏向したオーダーは歴代の紅白で記憶にない。

 居直り強盗に何を言ってもむなしいから、池乃めだか師匠の言葉を借りて「これぐらいにしといたらぁ!」だが、あまりのお粗末ぶりに受信料を払いたくなくなった。

「今どき、紅白なんか誰も見ていないんだからムキになるなよ」とも言われたが、仕事とはいえ、最後まで確認するために5時間近くもムダに時間を削られ、このまま見過ごすわけにはいかない。

 23年の紅白を見て「NHKは終わった」と本当に思った。

(峯田淳/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    【速報】髙橋光成がメジャー挑戦へ!ついに西武がゴーサイン、29日オリ戦に米スカウトずらり

  3. 3

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    大接戦パV争いで日本ハムがソフトBに勝つ根拠…カギを握るのはCS進出に必死の楽天とオリ

  1. 6

    佐々木朗希に浮上「9月にもシャットダウン」…ワールドS連覇へ一丸のドジャースで蚊帳の外

  2. 7

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔

  3. 8

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    総裁選前倒し訴え旧安倍派“実名OK”は3人のみ…5人衆も「石破おろし」腰砕けの情けなさ