著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

仲の良さと人柄で後輩にも可愛がられるインポッシブルの存在

公開日: 更新日:

 インポッシブルのえいじ(40=写真左)とひるちゃん(38=同右)は東京NSCの同じ10期生として出会った。同期には早くから脚光を浴びたオリエンタルラジオ、はんにゃ、フルーツポンチらがおり、「華の10期」などと言われていた。一方、2人は鬼越いわく「裏10期生の首席」(YouTube「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」2024年5月4日)。芸人仲間は誰もが面白いと評価するものの、その男くさい芸風で世間的な人気はなかなか得られなかった。

 1年後輩のチョコレートプラネットがよく「一番可愛がっている先輩(笑)」と形容しているように、その人柄で芸人から愛される存在だ。それは今年「有吉の壁」で有吉から最多の「×」判定をもらった芸人として、彼らが主役の企画「シン・えいじ引き出し選手権」が開催されたことからも分かる。前出のケンカの直後からネタにされるのも、その証明だろう。

 そのケンカの後、錦鯉・渡辺隆からは「おまえらいい加減にしろ」と怒られたという。そして渡辺は最後に「次のネタ絶対『◯』取るぞ!」と付け加えた。はたしてインポッシブルは、「◯」以上の「優勝」という称号を手に入れたのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」