Kōki, 主演2作目『Touch/タッチ』高評価のワケ 飛躍の追い風にしたい父キムタクの“完全復活”

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 今作で父役を演じた本木は、舞台挨拶で急きょ初めて本読みをした際、Kōki,が台詞の全てを暗記していたことを明かし、「お父さんは本読みの時から完璧に台詞を入れてるという噂を業界内で聞くので。そういうことかと」と実父である木村拓哉(52)と同様のプロ意識の高さを評価した。

 これに対し、《英語圏での映画界で活躍された方が、両親のイメージが無いから女優として開花の可能性が有ると思う》と、イギリス系のインターナショナルスクールに通っていた語学堪能なKōki,の女優としての可能性を感じるという声も散見されている。

■飛躍のカギは俳優かモデルの一本化

「二世の場合、親の名前から離れたところでまず地道な実績を作れるかが、やはり重要だと思います。例を挙げると杏さんは18歳で単身でパリに行き、パリコレのオーディションを受け、モデルとしての実績を積んでいますし、最近だとMr.Children・桜井和寿さんの息子である櫻井海音さんが、バンドを辞め俳優一本に絞り、TBS日曜劇場『VIVANT』で堺雅人さんが演じた乃木憂助の青年時代の役や、人気漫画の実写作『推しの子』メインキャストをしっかりと演じ、俳優としての評価を地道に積み重ねたことで、桜井さんの息子だと知らなかったという人も多いようです。何か一つのジャンルに絞り、大衆が納得する実績を作ることが、今のKōki,さんの課題といえるでしょう」(芸能所関係者)

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