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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。2012年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。現在、名古屋芸術大学客員教授として文学や漫画理論の講義を担当。

「時代と寝た男」加納典明(9)動物王国移住を決め、まずアラスカに行った「かっこつけ人間」のこだわり

公開日: 更新日:

加納「いや。誰か文筆家、あなたみたいな人がいて、一緒に王国へ行って取材してくれっていう雑誌の企画だった。俺が撮影で。そこでいろいろ話をして、要するに見切りができなかった部分とか、興味が非常に湧いたというか、もっと知ってみたいなというのがあった。そして彼が住んでるその世界っていうか、動物王国っていうエリアに対して、ここで1回暮らしてみたいなって、もうそん時に思ったんだよな」

増田「それで、よし、行こうと。最初北海道で対談した時は冬だったんですか」

加納「いやじゃないな、秋の終わりか、そんな感じだったと思うよ」

増田「で、移住された時の季節は」

加納「4月。子供たちの学校のタイミングに合わせたのかな。学年が変わるというか」

増田「それまでの半年で準備をしていったと」

加納「仕事を切ったりもしなきゃいけませんし、そういった準備に半年かかった。それと同時に畑正憲なるものはどんな人間かってんで、彼の著作も全部読んだり、俺なりのリサーチをした。こっちの整理整頓もしなきゃいけないじゃない。で、家族を連れてくかうんぬんも迷ったけど、とにかく連れてこうと、はい、子供たちにとっていい環境だろうと」

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