福原遥×林遣都「児相ドラマ」に漂うモヤモヤの正体…新フジ月9は“神演技”さく裂も賛否両論のワケ

公開日: 更新日:

 SNS上では《あのシンママ役の人すごい生々しくて涙が止まらん》《久々に、人を救おうとしている月9を見た》などの声が上がる一方で、《あのハッピーエンドは何よ。キレイごと過ぎる》《問題の本質から逃げてドラマのためにハッピーエンドにした感じがフジの限界か?》なんて手厳しい意見もちらほら。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「徳永さんが“やりすぎ”っていうくらい、全部持ってっちゃった初回でしたね」と、こう話す。

「大きすぎる芝居ではなく、あの疲れ切った目だけで状況を語る芝居に引きつけられた人は多いはず。でも、徳永さんの演技が素晴らしかったぶん、脚本というかドラマの構図の粗さが気になりました。主演の福原さんはイメージ通りの真っすぐさが嫌みにならないし、林さんは抑えめながら奥行きのある感じで“林遣都劇場”がそのうち出るのを期待させる。脇を固める柳葉敏郎さんや風間俊介さん、生田絵梨花さんなど児相の面々の存在感は盤石なんですが……」と認めつつ、さらにこう続ける。

「職場の面々があまりに盤石なぶん、《ホントは児童福祉司役の小林きな子さんのところに野呂佳代さんを置きたかったんじゃないの?》なんて邪推してしまったり。しかも、ドラマの基本構造が《嚙み合わない凸凹バディー+個性派ぞろいの職場》。世間に広く知られていない職場を描くお仕事ドラマのテンプレそのものです。楽しいドラマとしてはいいんですが、“児童相談所”とシンママの虐待疑惑といったテーマを軽くしてしまう可能性もある。だから初回、徳永さんが“神演技”であればあったほど、かえってハッピーエンドを《現実はこんな甘いものじゃない》という印象にしてしまったかもしれません」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子の日テレ新番組は厳しい船出…《NHKだったから良かっただけのアナ》とガッカリの声

  2. 2

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  3. 3

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 4

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  5. 5

    目黒蓮のGW映画もヒット確実も…新「スタート社の顔」に潜む “唯一の落とし穴”

  1. 6

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 9

    宮舘涼太は熱愛報道、渡辺翔太はSNS炎上、目黒蓮は不在…それでもSnow Manの勢いが落ちない3つの強み

  5. 10

    佐々木朗希に芽生えた“かなりの危機感”…意固地も緩和?マイナー落ち、トレード放出に「ヤバいです」