ラウール「愛の、がっこう。」コア視聴率1%台で爆死寸前… “ホスト美化”演出に若者ソッポ

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 ようやくCMが少しずつ再開されて“上納文化”から脱却しようとしている最中に、ホストを美化するドラマで勝負に出たフジに対し、《公共の電波でホストを美化しているフジの姿勢を疑う》といった厳しい指摘も出ている。

「2019年に歌舞伎町でホスト刺殺未遂事件が起き、2023年にはホストに貢ぐために男性の恋愛感情を利用して総額約1億5000万円をだまし取った“頂き女子りりちゃん”が詐欺罪で逮捕され、今年1月に懲役8年6月の判決が確定しました。“ホス狂い”で人生を踏み外す女性の存在がかつてないほど注目されています。一方で、被害者に1600万円を渡した事によるトラブルで起きた新宿区タワーマンション刺殺事件や、浜松のガールズバー刺殺事件もありました。これまでもホストやキャバ嬢を主要キャストに据えるドラマはありましたが、今このタイミングで“巻き上げる側”を美化するドラマは時代に逆行していると言えるでしょう」(ドラマ制作関係者)

■ホスト役を引き受けたラウールにも飛び火


 こうした流れがある中でホスト役を引き受けてしまったラウールに対しても火の粉が降りかかろうとしている。

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