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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

広末涼子と永野芽郁…「復帰」に向けて歩みはじめた女優2人の気になる今後

公開日: 更新日:

謝罪すれば嘘を認めることになり、反論すれば報道を過熱させるだけ

 永野芽郁(25)も動き始めた。今年4月、「週刊文春」に田中圭との不倫疑惑を報じられた永野。事務所を通じ否定したが、メッセージのやりとりなど詳細な続報に清純派イメージは崩壊。すべての仕事を失い公の場から姿を消していた。

 騒動から2カ月半、姿を現したのは7月29日(日本時間)のモントリオールでの映画祭。主演映画「かくかくしかじか」の舞台挨拶に登壇。2日後には永野の笑顔の写真をマネジャーがインスタに投稿。永野のインスタも3カ月半ぶりに更新された。事実上の「復帰」と喧伝されるが、永野にしてみればスケジュール通り。

 不倫報道後、永野側から活動自粛を発表したわけではなく、メディアが勝手に「自粛」と騒いでいたに過ぎない。主演女優が一本の仕事を終えると間隔を空けるように、永野も次の仕事までの休養。映画祭も予定通り堂々と出席した。「欠席すれば逆に大騒ぎになる」と懸念したこともあるだろうが、あくまでも通常通りの活動と言わんばかりだ。

 田中との不倫にも新たな動きが出ている。

 7月、田中がラスベガスのポーカー大会で3位に入賞した際、田中の後ろに映り込んでいた髪の長い女性が「永野では」と肯定・否定入り乱れての騒ぎも、永野側は他人事のように無反応。依然と静観する構えを見せた。

 これまで文春の不倫報道の前にベッキーをはじめ次々と陥落。不倫を認め謝罪している。永野もいずれリアクションを起こすかと思われていたが、永野は否定した後は黙して語らず。謝罪すれば嘘を認めることになり、反論すれば報道を過熱させるだけ。静かに時の過ぎるのを待つかのようだ。

「永野のキャラと演技スキルの高さは折り紙付き。仕事がなくなることは考えられない。配信映画から再スタートする可能性が高い」(映画記者)

 メディアの挑発に乗ることなく、広末も永野も着々と復帰への態勢を整え始めている。

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