「時代に挑んだ男」加納典明(61)「常に時代の最先端を行きたい。そこに年齢は関係ない」
増田「Photoshopの段階でかなり絵画化するわけですね」
加納「そうです。いろんな加工を加えながらデッサン化する」
増田「それをキャンバスにプリントして、そこに絵筆を加えていく」
加納「今、絵の方の人でそういうふうに写真を利用してる人はたくさんいると思いますが、写真を基点にして、つまり写真家として絵画のほうへ行く人間はいないですね。絵の方からいく人は素材の写真レベルが低いから絵の具でいくら飾ってもお里が知れるものになってしまう」
増田「まず写真ありきですよね」
加納「俺は写真家ですから、材料はゴマンとあります。そこから精選を重ねて材料を選び、Photoshopでのデザイン化にも時間をかけ、そこから絵の具で勝負する。だから絵から来た人たちと違う形でやっているというか」
増田「本当に新しいジャンルを作ろうとされてるわけですね」
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