松山千春、長渕剛、世良公則…炎上を繰り返しても貫く“保守系”ミュージシャンと政治的活動
■長渕剛は女性政治活動家をライブに招待し、支持層拡大?
同じく69歳のシンガーソングライター・長渕剛は、11月16日に開催された『ポートメッセなごや』でのライブに“対中強行政策”を訴える若手政治活動家の平野雨龍氏(31)を招待。平野氏は17日にXを更新し、《終演後、長渕さんと直接お話しすることができ、その温かいお人柄に触れ、胸が熱くなりました》などとつづり、ツーショット写真を掲載している。
平野氏は長渕からのサイン入りのパンフレットも公開し、そこには《日本が前進しますように…》とのメッセージが確認できる。
「彼女は対中国人の入国規制の強化、土地買収の規制強化、帰化制度の厳格化などを訴え、今年7月の参院選で23万票を得ている。落選しましたが、保守層の一部からか熱狂的な支持があります。昨年には、鹿児島の大先輩で、石破内閣で幹事長を務めた森山裕衆院議員とのツーショットをあげたり、参政党支持をうかがわせる投稿も。今回、平野氏を招待したことで、長渕さんのスキャンダルを知らない若い保守層からは好感を得られたようです。松山さんや世良さんも含めて、政治的主張を隠さないのは世代的なものもあるのでしょうし、ファンも固定していますからリスクもない。むしろ、ネットの保守系コンテンツの支持層には高齢層だけでなく20代の男性も取り込んでるため、新規ファン獲得にもつながっています」(前出の政治ジャーナリスト)


















