ダンカンさん「生きがい」を大いに語る 「黒ひげ危機一発」みないな感じで生きづらい世の中をどう生きる?

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ダンカンさん(タレント、放送作家/67歳)

 タレント、放送作家、芸能事務所の専務として活躍するダンカンさん。スタートアップファクトリー代表の鈴木おさむさん(元放送作家)と共著「でも大丈夫 それでも僕らは生きていく」(東京ニュース通信社)を出版した。ダンカンさんにとって今の支え、生きがいは何かを聞いた。

■窮屈だなと思ったらよその国、例えば、アフリカとか行く

 最近はコンプライアンスが叫ばれて、生きづらくなっていますよね。でも、これって、今始まったことじゃなく、20年くらい前から結構、言われていました。悪気はないけど、運動部の監督がチームを強くしようとして殴ったりということに対して……。でも、コンプラに関してはもう諦めるしかないですね。

 今やゲームの「黒ヒゲ危機一発」みないな感じですもん。若者には聞こえるけど、大人には聞こえにくい(高周波の)モスキート音ってあるじゃないですか。あの逆の40歳以上の中高年やジイサンにしか聞こえないラジオとかできないですかね。「俺らは散々、先生に殴られてきたんだ」とか言っても、自分たちだけ「わかる、わかる」みたいな。「イチイチそんなに目くじらたてるなよ」と言い合えるような。

 でも、今はもう殴ったり怒鳴ったりしてはいけません。ただ、だからといって僕自身は生きづらくはないです。ずっと勝手なことをやってきて、周囲が珍獣と思ってくれてますから。もちろん殴ったりしません(笑)。

 今の世の中が窮屈だと思うなら、地球は広いんだから、よその国に行けばいいんですよ。もっと楽に生きることができる国はいくらでもあります。例えば、アフリカとか。日本とは別世界? いや、そう言っている時点で年寄りということです。多分、外国を差別している。

 僕らには地球上のどこに行ってもいい権利がありますからね。

 日本の田舎暮らしはダメです。東京に住むよりも孤独を味わう人もいますからね。村の風習に合わせないと仲間外れにされたり、青年団に入ってくれなんて言われたり。言葉が通じるところには行っちゃダメです。

■エゴサーチはしない。あることないこと書かれてきたし

 エゴサーチなんてしません。回りが自分をどう言っているか、気になりますか? 僕は40数年、芸能界にいるから、週刊誌とかにあることないこと書かれてきました。書いてあることがまったくウソとはいわないし、僕も放送作家だからわかるけど、盛って盛ってということもあるじゃないですか。本当の真実なんてそこにはないことを知ってますからね。あまり気にしません。

 番組は基本的に楽しいものを作る。ここでコケてくれたらとか。楽しくない要素をいっぱい入れたら、人を楽しませることができないし、見ている方も批判ばっかりしてたら、楽しむことができない。自分で自分の首を絞めているようなものです。

 若い世代はバブルとか豊かな時代を過ごしていないから、余裕を持つということに気づいていないんだと思います。余裕を経験すると、小さなことはどうでもよくなるし、隅々まで目を向けたりしません。でも、今の人はすごく気にするんですよね。でも、それが自分の人生なのか。他人の目を気にしてはみ出さない、なるべく他人に合わせる人生ということになるじゃないですか。

 一生の時間は限られています。時間は自分のために使うのが絶対にいいです。僕なんか好きなことを一生懸命に追いかけている感じがします。

 WBCは予選ラウンドは見ませんでした。だって日本が勝つに決まってますから。チェコとは最後に勝ちましたけど、チェコの選手はプロのリーグがなくて、仕事を持ちながら野球をやっている。それと一緒にしてやろうというのは、ちょっとね。ハンデを10点くらいあげたら面白いかもしれません。でも、日本だって野球もサッカーも弱かったのに、ここまできたんだから、チェコの30年後、50年後が楽しみです。

 決勝ラウンドから見ましたけど、もっと日本らしいスモールベースボールをやった方がよかったと思います。150キロでフォークボールが落ちる投手を並べ過ぎです。メジャーでは、ストレートはそこそこ、フォークもある投手が成功しているから、大筋は間違ってないけど、アンダースローの投手を入れて目先を変え、交わしていくといった日本が得意な野球をやるべきだった。アメリカ流のベースボール対ベースボールじゃ勝てませんよ。

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