壇蜜&森高千里 ヒットの共通項は“自己プロデュース力”

公開日: 更新日:

「へえ~、やっぱり売れる人は違う」

 営業下手で悩んでいる人に聞かせたかったのが28日、音楽番組「LIVE MONSTER」(日本テレビ系)に出演した森高千里(45)の言葉だ。森高といえば「ミニスカ」「パンチラ」が代名詞。まだ二十歳そこそこの頃だから「どうせ事務所の振り付けだろう」と思っていたら、なんと自分で考案したのだという。番組中でこう言った。

「どういうふうに私を知ってもらおうかと考えて、一番わかりやすいところで見た目。衣装も派手に私らしさを出していこうと思いました。(パンチラ演出も)もういっちゃえ~みたいな感じで」

 この自己プロデュース力はさすがだが、そういえば似たような話を言っていたのが壇蜜(33)だ。あるインタビューでこんなことを――。

「教員免許も持っていたし、葬儀の専門学校にも通ってましたが、ある時、自分の恩師があっけなく亡くなったんです。それで死生観が変わった。人の死もエロスも普通は伏せたがる部分。そういうタブーに触れたいという気持ちが強くて、この世界に入りました。芸名の“壇蜜”も仏教用語から自分で考えたんです」

 壇蜜の名言となった「ライバルはTENGA」も「ハァハァしてる?」も自分で考えたという。

 いくら頑張っても全然芽が出ない芸能人はこの2人の言葉を肝に銘じるといい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも