ダシに使われた? 井筒監督が木下ほうかの性加害報道に「事実やったら全部アウトやろ」

公開日: 更新日:

 そもそも、この榊という監督は面識もないし、ましてや作品なんて全く知らない。こんな酷い話が日本であるもんかと思っていた。コロナ前は飲食の席で誰かが人を連れてくるなんてよくあることだし、俺の名前を使う人も100人いておかしくないのは確かだし。でも、木下から役者として使ってくれというようなことを言われた覚えはないな……。本当に俺の名前をダシに使われたなら全部アウトやろ。ほうかからは恋バナなど聞いたこともなかったのでわからないが、本人が釈明し、悔いるしかないだろう。

■全監督、俳優、日本映画界が色眼鏡で見られる

 今回の件は多くの女性を傷つけたことは最大の罪だが、弱い者いじめが過ぎる。加えて、日本映画の業界全体が色眼鏡で見られてしまうことが問題。監督はみんなこんなことしてるんちゃうか、と思われるのは心外だし、主役を決めるまでにはプロデューサーや制作がいろんな俳優を連れてくるけど、こっちはいい作品を作らなければ後がないからキャスティングも命懸けでやっている。そんなよこしまなことする時間があるなら映画を作る時間に費やしたいと思う映画人がほとんどだ。若手俳優陣も、いくらツテが欲しくても毅然とした態度で断ってくれ。そんなことで主役に抜擢されるほど甘い業界でもないことを理解して欲しい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”