ピリピリや灼熱感…「足の違和感」で眠れない人の“特効薬”

公開日: 更新日:

 治療により、HbA1cが6.6%まで下がったものの、足底の灼熱感はやまず、それが原因で夜寝られなくなった。

「工藤さんは足底の灼熱感以外に足全体のピリピリ感やむずがゆさがありました。その後、夜中に突然こむら返りを起こして、跳び起きることが何回も続いたのです」

 辛院長は神経障害に効く薬や帯状疱疹による神経痛を抑える薬などを試したが、大きな改善は見られなかった。

 そこに登場したのがサインバルタ(一般名ディロキセチン)。もとは憂うつな気分を和らげ、意欲を高める薬でうつ病やうつ状態の治療に使われていたが、昨年から糖尿病性神経障害の薬として承認されている。

「素晴らしい効果がありました。飲み始めて4日目で足のピリピリ感や足裏の灼熱感が薄れたのです。1カ月もするとよく眠れるようになり、夜中にたびたび起きていたこむら返りもなくなったのです」

 しんクリニックでは糖尿病性のしびれや痛みに悩む患者32人(糖尿病の罹病期間9・36年、HbA1cの平均値7.2%、しびれや痛みが出てからの期間4・27年)にサインバルタを投与したところ、1カ月で90%以上の患者に症状の改善がみられたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ