日本の食卓にも溢れる 米FDAが禁止に動く「トランス脂肪酸」

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「トランス脂肪酸を含んだマーガリンやショートニングは、バターより長持ちする上、5分の1以下のコストで作れるため、産業界は重宝している。もっとも、心臓病のほか、ホルモンバランスを狂わせて、子どもが生まれにくくなるという弊害も指摘されている。ただ、原材料名の表示はあいまいで、“トランス脂肪酸”とは明記されない。味で見分けることも不可能です。表示については、過去には学会で問題になったし、09年当時の福島瑞穂内閣府担当大臣は表示義務化に向けた検討を消費者庁に指示したにもかかわらず、国は産業界に配慮したのでしょう」

 奥山氏によれば、ケーキ、お菓子、パン、ピザ、揚げ物のせんべいやドーナツ、コーヒーのクリーム、ソフトクリームなどは要注意。まず含まれていると考えた方がいい。

「原材料の欄にマーガリン、ホイップクリーム、ファットスプレッド、食用油脂、植物油脂、精製加工油脂などと記載されていたら、大抵入っていると考えられます」(奥山治美氏)

「食品偽装」も平然と行われる日本の食卓。消費者は自分の判断で安全を“選ぶ”しかない。

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