医療ライターが体験 「がん治療」後悔しない3つのポイント

公開日: 更新日:

 結果的に信頼できる医師に出会え、納得のいく医療を受けられたのですが、だれもががんになる可能性のある時代、ぜひ皆さんに知っていただきたいことは次の3つです。

 まず、「信頼できる医師に会えるまで探し続ける。駄目と思ったら、次、次と進む」です。
 早期のがんはオペ終了後は治療もなく定期検診のみになりますが、再発や転移のリスクを想定するという意味では、健康な体づくりを目指す“長期戦”になります。「がんを取ったら終わり」と捉えず、どんなことでも相談でき、真摯に応えてくれる主治医を見つけることが特に大事なのです。

 次に、「信頼する人を通して情報を得る」です。インターネットからは、がんの治療法やいい病院・医師などについて、さまざまな情報が得られます。しかし、あまりに多すぎ、真偽の判断も難しく、かえって惑わされると私は思いました。

 ただし、口コミは非常に重要。私は信頼できる友人や知人にがんの経験者を紹介してもらい、がんと付き合っていく上での参考にしました。
 ちなみに、がんの手術で3週間入院したのですが、同室の患者さんたちとも仲良くなり、今でも情報交換をしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?