アレルギーで悩むなら古いカーペットやソファを捨てる

公開日: 更新日:

 なかなかよくならないアレルギー疾患を持っている人は、大人も子供もダニとの関連を疑うべきだ。アレルギー疾患の6~9割はダニが原因だというのだ。

 これから気温が上がるにつれ、ダニは増殖する。ダニをはじめ、人間の病気の原因になる虫の研究を40年以上行う「ペストマネジメントラボ」の高岡正敏氏(医学博士)に話を聞いた。

 特に問題となるのは、家のチリをえさに増殖するチリダニだという。
「全国の家庭のゴミにいるダニを数多く調査してきましたが、チリダニはどの家庭にもいます。チリダニが好む環境は、人間が快適と思える環境と一致しており、どんなに清潔な部屋でも、確実に生息しています。ベッドのクッションの1平方メートル当たり3万~4万匹のチリダニが検出されたこともありました」

 喘息(ぜんそく)やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状は、アレルギーの原因になる物質(アレルゲン)に対する特異な抗体を持っている人などに起こる。花粉症の人は、スギやヒノキなどの花粉に対する抗体を持っていて、ネコやイヌの毛のアレルギーの人は、ネコやイヌの毛に対する抗体を持っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景