人気トレーナーが指南「やってはいけないマラソン常識」

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マラソン大会でスタート合図前にランナーのほとんどがストレッチをしていますが、間違った方法をしている人が大半。何もしない方がマシという人もいます」

 こう断言するのは、「マラソンで絶対にしてはいけない35のこと」(講談社)を出版したフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏だ。3年先まで予約が埋まる人気トレーナーの中野氏に、マラソンスタート前やマラソン中によくやる「間違い」を聞いた。

【走る前にストレッチをする】

「一般的にみなさんがやっているストレッチは、前屈でももの裏やふくらはぎを伸ばしたり、股関節を広げたりする、筋肉を一定期間じっくりと伸ばすもの。走る前の筋肉や関節が十分に温まっていない段階で行うと、筋肉の線維が傷つき、ケガにつながる恐れがあるので、やらない方がいい」

 走り始めは、いつものスピードと比べてかなりゆっくりめで。体が温まってきたら、スピードを上げる。ストレッチをしなくても、これで十分だ。

【走る前にアキレス腱を伸ばす】

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