長引く腰痛の原因…徐々に固まる「強直性脊椎炎」だった

公開日: 更新日:

 治療は、第1選択として非ステロイド性消炎鎮痛薬が用いられる。ステロイドの局所注射、人工関節の手術療法が検討される場合もある。2010年には生物学的製剤TNF阻害薬も適応されるようになった。

 いずれも根治療法ではないが、早期治療で症状の進行を抑えられることがある。TNF阻害薬に至っては、ある条件を満たす患者には、非常に高い有効性が期待できることが研究で明らかになっている。

「強直性脊椎炎を疑ったら、まず詳しい医師を探す。リウマチ医や整形外科医が比較的詳しく、脊椎関節炎学会に所属する医師が特に詳しいです」

 あなたの腰痛はもしかして……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性