スマホの普及で増加…効果抜群「猫背」解消ストレッチ

公開日: 更新日:

「猫背を直せば、ロコモ(運動器症候群)は防げる」――。

 こう言うのはカリスマスポーツトレーナーで「要介護がイヤなら今すぐ猫背を直せ」(双葉新書)の著者、坂詰真二氏だ。転倒による骨折だってあるし、体の左右の歪みが長い年月を経てロコモになることもある。原因はさまざまなのに、どうして猫背なのか。

「たとえば、歩行中の転倒というのも、実は猫背が背景にある場合が多いのです。本来、歩行のためには足を前後に15度程度開く必要があります。ところが、猫背になって骨盤が後傾すると、うまく足を振れなくなる。これで、爪先が何かにぶつかり、転倒→骨折となってしまうのです」

「左右の歪み」についても同様のことがいえる。

「猫背が強くなると重心が前に傾くので、無意識に膝を軽く曲げてバランスを取るようになります。その際、左右で角度が違ってしまうのが“歪み”の原因です」

 特に最近はスマホの普及で、猫背の若者が急速に増えている。このままいけば、将来、ロコモ→要介護になるのは確実。それを防ぐために坂詰氏が提唱しているのが左の4つのストレッチ(写真も坂詰氏)だ。実践あるのみ!

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」