スマホの普及で増加…効果抜群「猫背」解消ストレッチ

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「猫背を直せば、ロコモ(運動器症候群)は防げる」――。

 こう言うのはカリスマスポーツトレーナーで「要介護がイヤなら今すぐ猫背を直せ」(双葉新書)の著者、坂詰真二氏だ。転倒による骨折だってあるし、体の左右の歪みが長い年月を経てロコモになることもある。原因はさまざまなのに、どうして猫背なのか。

「たとえば、歩行中の転倒というのも、実は猫背が背景にある場合が多いのです。本来、歩行のためには足を前後に15度程度開く必要があります。ところが、猫背になって骨盤が後傾すると、うまく足を振れなくなる。これで、爪先が何かにぶつかり、転倒→骨折となってしまうのです」

「左右の歪み」についても同様のことがいえる。

「猫背が強くなると重心が前に傾くので、無意識に膝を軽く曲げてバランスを取るようになります。その際、左右で角度が違ってしまうのが“歪み”の原因です」

 特に最近はスマホの普及で、猫背の若者が急速に増えている。このままいけば、将来、ロコモ→要介護になるのは確実。それを防ぐために坂詰氏が提唱しているのが左の4つのストレッチ(写真も坂詰氏)だ。実践あるのみ!

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