【心臓神経症】左乳首の下、狭い範囲が痛む

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 自称「健康オタク」の会社の同僚に相談してみると、「ひょっとしたら狭心症かも知れません。大きな病院で一度、精密検査を受けたらいいですよ」とアドバイスされた。慌てて地元の総合病院の内科に駆け込み、血圧、不整脈など「心臓」に関する検査を受けてみた。医師の診断は意外なものだった。

「血圧も正常だし、少なくとも心配する狭心症ではなさそうです。『心療内科』で、もう一度受診してみてください」

 問診に始まり、再び、血圧などの診察を受けた。その結果、ようやく「心臓神経症」との病名を告げられたという。

 狭心症や自律神経失調症、心不全などの病気と間違われやすい「心臓神経症」は、精神的な葛藤を要因とする「心の病気」である。正確な原因はまだ不明とされるが、日常生活上の不安感や疲労、精神的ストレスがこの病気を招く。

 症状は心臓付近の痛みのほか、最悪、呼吸困難になることもある。運動もしていないのに頻脈(1分間に100前後)が数分から数時間も続くケースもあるという。

「担当医によると、狭心症は胸骨下が痛むそうですが、心臓神経症は左乳首の下あたりの狭い範囲が痛むのが特徴だそうです。この病気で死んだ人はいませんから安心してください、とも言われました。ただ、薬物治療はあまり期待できず、静養に徹してストレスをためないために、生活環境を変えることが大きな治療のひとつになるのだそうです」

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