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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国で話題 “いいとこ取り”の「ピーガンダイエット」って何?

公開日: 更新日:

 ただし、NGの食品もあります。たとえば、パレオでもヴィーガンでも禁止の乳製品は×。乳製品の消化に問題ありの人が多いからだとか。また、ヴィーガンでは主なタンパク源になっている大豆も、「ホルモンの流れを妨げる」という研究結果があることと、遺伝子組み換えが多いという理由で、NGになっています。

 多くの医療専門家は「これなら長く続けるのも難しくないし、コレステロールを下げるのにも効果的」と歓迎しながらも、「減量のためにはもう少しタンパク質の割合を上げた方がいい」「優良なタンパク源の大豆を除くのは問題あり」という批判の声も。今後「ピーガン」がどう進化していくかが注目されています。

◆シェリーめぐみ ジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター。横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

【連載】ニューヨークからお届けします。

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