日本水泳連盟理事 萩原智子さん(35)子宮内膜症

公開日: 更新日:

 そうはいっても、生活は荒れに荒れました。思考が停止して、頭の中から「水泳」という文字も消えるほど。家事もせず、お風呂も入らず、ソファでボーッとする無気力な日々が続き、自分が世界で一番不幸だと思っていました。しかし、ブログに病気のことを公表したところ、「私も子宮内膜症だけど出産しました」といった励ましの言葉がたくさん届きました。「意外と身近な病気なんだな。自分だけが特別じゃないんだ」と知ることができて元気づけられました

■婦人科受診「ハードルが高い」は大きな間違い

 驚いたのは、手術後に初めて迎えた月経でした。なにこれ? っていうくらい無痛だったんです。先生からは、子宮がキレイになったので今から3年ぐらいが妊娠のチャンスと言われました。私は妊娠を最優先で考え、12年のロンドン五輪出場を諦めて水泳は引退しようと考えましたが、夫は「チャンスは3年ある。五輪代表選考会まではあと10カ月だから死ぬ気でやりなよ」と言ってくれたんです。先生の「重たいのを取ったから、これで速く泳げるよ」というジョークにも大笑いして、挑戦することを決めました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  2. 2

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  3. 3

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  4. 4

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  5. 5

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  1. 6

    米長期金利ついに5%突破…いよいよ懸念される「アメリカ発の世界不況」

  2. 7

    巨人は逆転Vでも橋上監督代行の昇格「まずない」…阪神超え勝率でもこだわる“時代遅れの純血主義”

  3. 8

    『レボリューション』ではニッキー・ホプキンスのエレピソロに耳を澄ませてほしい

  4. 9

    阪神vs巨人《超低レベル》デッドヒートの行方と、虎V確率「80%」の根拠

  5. 10

    共産・田村智子氏の涙は「感情的」と批判続出、高市首相の涙演説はスルー…女性政治家の「涙」奇妙なダブスタ