どうすれば治る? 疲れや目の痛みは“プチ脚気”の疑いも

公開日: 更新日:

 連日のリオ五輪のテレビ観戦で体がだるく、肩が凝り、目が痛む――。スポーツ好きならずとも、この時期は体の不調に悩む人が多いのではないか。単なる眼精疲労や疲れなら、目を閉じて休息を取ればいいが、それでは症状が改善しないこともある。その場合は“プチ脚気”を疑った方がいいかもしれない。

 中村卓也さん(55=仮名)の唯一の楽しみは週末に録りだめしたテレビ番組を観賞すること。好きなビールとせんべい片手に、居間のテレビを独占するのが至福の時だ。

 しかし、長時間テレビを見続けると、肩こりとともに目の奥が痛くなり、全身に疲れが出る。そんなときは、妻に頼んでドラッグストアでアリナミンのドリンク剤を買ってきてもらう。2~3本飲んで、一晩寝ると目の疲れと肩こりが取れ、イライラ感や眼球の痛みが消えるという。

■原因はビタミンB1不足

 なぜアリナミンを飲むと肩こりや眼精疲労が解消されるのか? サラリーマンの病気に詳しい、弘邦医院(東京・葛西)の林雅之院長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々