余命2カ月から生還 70歳男性“がん宣告”から“消滅”まで

公開日: 更新日:

「別の医療機関でオプジーボの治療を受けることも考えました。しかし、がん研の医師から“大腸がんには5%しか効かない”と言われ、やめました」

 道が開けたのはたまたま目にした、がん治療本の新聞広告だった。

「多くのがん治療専門医が懐疑的に見ていた免疫療法の本でしたが、なぜか心引かれました。すぐに著者のクリニックに予約して直接院長の話を聞きました。矛盾は感じず、院長のシャイな話しぶりも信頼できました」

 10日後には抗がん剤治療と並行して免疫療法をスタート。主治医にはクリニックが連絡したが、何も言われなかった。

「内心は反対だったかもしれません。しかし私はこれに賭けたのです」

 その間、学生時代、会社員時代の仲間、親類が、多くの励ましの手紙と本を送ってくれた。どんなに心強かったことか。

 その甲斐あってか、今年4月“がんの消滅”が判明する。大腸内視鏡検査で主治医が「アレッ、腫瘍がない。消滅している。特殊例だ」と絶句したという。その後のPET―CT検査でもがんは見つからなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道