検査で異常なし…そのシビレは多発性硬化症かもしれない

公開日: 更新日:

 多発性硬化症は、中枢神経を自己免疫が攻撃して、中枢神経を構成する大脳、小脳、脳幹、視神経、脊髄の働きに異常が起こる疾患だ。根本的な原因は不明。男女比は1対3で女性に多く、ほとんどが20~30代の若い時に発症する。

 一般的に、症状が出てもいったんは“治る”。最初は大した症状ではなく、ちょっとした違和感程度のこともある。しかし、その後再発し、そして再発を繰り返し、進行していく。末期になると認知機能障害や歩行障害が出てくる。

 多発性硬化症の診断が難しいのは、症状が多岐にわたるからだ。

「自己免疫が攻撃して起こるのを『脱髄斑』と呼びますが、これが中枢神経のどこに起こるかで、症状は異なります。さらに、脱髄斑は複数起こるので、症状はいくつも出てくるのです」

 典型例を挙げると、しびれ、麻痺、記憶力低下、理解力低下、健忘、視力低下、視野障害、物が複数に見える複視、歩行障害など。

 これらの症状が出てきた時、たいていの人は、神経内科よりも整形外科、脳神経外科、眼科などを「関連した科」と考えるだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網