「身内のがん告知」に立ち会うとき気をつけるべきこと

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「人間は必ず死にます。治ったがん患者の多くは別のがんになります。次の病気で死ぬとき、元の病気が再発していなかったら『治っていた』と判定するわけで、死なないことではないのです。だから『治るか、治ったかどうか』に、それほどの意味はありません」

 それを踏まえたうえで、がん患者には次のように話すとよいという。

「『治らない』というのは、この病気はあなたの『持病になる』ということです。高血圧も糖尿病も治りません。その証拠に皆、薬を飲んでいる。持病持ちというのは通院したり、食事制限したり、薬を飲んだりと生活が制限されてうっとうしいものですが、喘息や高血圧と同じように付き合っていかなければなりません」

 信頼できる医師に診てもらうのとそうでないのとでは、治療効果に大きな差が出ることは科学的にも証明されている。

「(3)については、ご家族から患者さんに『この先生が責任を持って治療すると言うのだから、信じてついていきましょう』と言っていただきたいですね。そのためには疑いの段階でかかりつけ医に相談して、『ここなら』という病院を紹介してもらい、検査の間に信頼関係を築き、告知の段階では『任せられる』と判断できていればいい」

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