【脳梗塞】仰向けに寝かせ頭は高くしない 病院へは救急車で

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 片麻痺を起こしている側の腕は丁寧に支えて扱うこと。扱い方が悪いと、簡単に脱臼や骨折をしてしまうという。

 糖尿病で治療している人では、低血糖で意識が低下している症状が脳梗塞と区別がつきにくい場合がある。その際には、砂糖(ブドウ糖)をなめて改善するかを確認するのがいいという。

「脳梗塞の前ぶれの『一過性脳虚血発作』も見落とされやすい。脱水が誘因になりやすく、動脈硬化で血流が一時的に低下して脳梗塞の症状が表れる。ところが多くは数十分から数時間以内(定義は24時間以内)に症状が治ってしまいます。この場合も放置すると、本格的な脳梗塞を発症するリスクが高いので危険です」

“症状が軽いから”といってタクシーで病院へ行くのは、やってはいけない。必ず救急車を呼ぶようにしよう。夏場は脳梗塞予防のためにも「飲酒後」「入浴後」「寝る前」「起床後」の水分補給はしっかりやろう。

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