ダイアモンド☆ユカイ語る 精子ゼロからの“男の妊活”秘話

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 その頃は、人生が不妊治療一色に染まってしまって、妻との関係もギスギスし、つまらないことでケンカになり離婚の危機もありました。

 ただ、それもこれも自分のせいだと考えました。「身体的にも精神的にもボロボロになりながら、俺の子供を授かろうとしてくれる。こんなに俺を思ってくれる人はいない」と思ったら、不妊治療に振り回される人生が何なのか意味がわからなくなった。「人生が不妊治療じゃつまらない。2人の生活を楽しもうよ」と2人で今後の生き方を話し合い、ゆっくり和やかな日々を取り戻していきました。

 でも、あるとき妻から「最後にもう一度だけ挑戦させてもらえませんか」と相談がありました。「今度は、男性不妊の第一人者のいる病院で」と、先生を探して北九州まで行きました。

 これでダメなら諦めがつくということで旅行がてらの不妊治療でした。ダメでもともと、そんなリラックスムードもよかったのか、ありがたいことに子供を授かることができました。先生に「おめでとうございます」と言われたときは、一気に別次元に連れていかれたようなうれしさでした。

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