TVグルメ情報は見れず…田中健さん急性膵炎の苦しみ語る

公開日: 更新日:

 結局、3週間弱で退院した後、食生活は大幅に変わりました。僕の場合、脂物とアルコールの取り過ぎが膵臓に負担をかけていたので、その2大原因を激減させたのです。それまでは、天ぷらやカツ丼といった脂物が大好きで、そればかり食べていました。40代ぐらいまでは“野菜なんか食べなくていい”と思っていたくらいバランスや栄養には無頓着で、背中には吹き出物がいっぱいでした。

 お酒はもともと量を飲む方ではなかったのですが、芝居のことで大きなストレスを抱えていた時期に、珍しく毎晩アルコールを飲んでいました。ビールにウイスキーを混ぜたりして、酔えれば何でもよかった。そんなふうに酔わないと眠れない状態が3カ月ぐらい続いた頃に、あの痛みがきたのです。

■退院後は大好物の脂物とアルコールを激減させた

 いまはアルコールは、うんと調子がよくても缶ビール1本ぐらい。脂は基本1日3グラムです。厳密ではないですが、妻がいろいろ頑張ってくれています。おいしく作ってくれるので、脂抜きの食事にもだんだん慣れてきましたし、もう妻には頭が上がりません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か